【実体験】管理栄養士、委託給食会社での仕事［part2/急性期病院］

今回は委託給食会社での仕事「part①」に続いて、２つ目の現場での経験をお話しします。

委託給食会社│２つ目の現場「急性期病院」

２つ目の現場は、200床の急性期病院でした。

仕事内容

１つ目の現場で覚えたことの他に

まず、盛り付け・食数管理をしながら「この病院ではどんな食事が何食出ているのか」を把握。

その後「納品業者の対応」をして、どのような商品が納品されているのかを見て覚える。

全体の流れがつかめたら最後に「調理」を教わりました。

食数管理

などの情報を、入退院・食事変更があるごとに最新の情報に更新し、調理する人・盛り付ける人が食形態や人数を把握できるようにする作業になります。

検収

献立をもとに、発注された食材の

など確認をします。

食材の検収は食品の事故を防ぐための重要な作業となります。

食事変更、入退院の対応

看護師・医師から食事変更や、入退院の指示が書かれた食事箋が届きます。

調理

患者様の食事（一般食・療養食）、働いている職員さん用の食事を

• 何の食事を何人分ずつ作るのか？
• 汁物、メイン、副菜２品に禁食対応の患者様は何人いるのか？

などを把握して、それにあった食事を調理します。

委託給食会社│大変だった点

一番自分が大変だと感じた仕事は「調理」でした。

調理は、ただ常食だけを作ればいいわけではなく、療養食・禁食も作らないといけなかったため、多いときにはメインだけで４、５種類作ることも。

その場で人数を把握 → 材料の振り分け → 確実に足りる量にしないと、盛り付け担当者から足りないと言われてしまったり、調理時間が間に合わないと待たせてしまったり…

調理しながら使った道具を洗っていかないと、作業効率が悪くなり、余計に時間がかかってしまうことも。

委託給食会社│得られたこと

この現場で新たに得られたことは

家で作る料理とは違い、同じメインでも何種類も作らなければいけなかったので初めのうちは把握しきれず、入れてはいけない食材を入れてしまうことも（汗）

ですが、作っていくうちにそれぞれの療養食で「出してはいけないもの」や、「どのような時に違うものが出るのか」が分かってきました。

この経験は、後々「献立作成」をするときにも役立ちました。

委託給食会社│２度目の異動

異動してから約１年が経ち、調理にも慣れて仕事が楽しくなってきた頃、マネージャーから再び連絡が！
「また退職者が出たからその現場へ行ってほしい」と、異動のお願いをされました。

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